ホームページ制作料金の相場はいくらくらいか?

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ホームページを作る前に知っておきたいこと

ホームページ制作料金はいくらが相場なの?

ホームページの制作料金はピンキリな感じがありますが、「ホームページっていくらくらいが相場なの?」という質問は今でも頻繁に受けます。真剣に答えると、「広告費にいくらかけられて、1件の成約から得られる収益(顧客生涯価値)がいくらかによる。」なんですが、質問をくださる方のほしい答えはそんなものではないようです。なんとなくでいいから、ホームページ制作料金の相場感を聞きたいんですよね。

そこで、WEB業界に身をおくものとして私の主観ではありますが、ホームページ制作料金の相場をお伝えします。その制作料金がこの文章を読んでくださっているあなたにとって、安いのか高いのかを判断するときの基準についてもまとめてありますので、合わせて読んでみてください。

ホームページ制作料金の相場

HTML+CSS で静的に構築したホームページ(10ページ前後)・・・10万円~20万円

WordPress や MovableType などのCMSを導入した動的なホームページ(10ページ前後)・・・30万円~50万円

  • 静的なホームページとは、更新する際にHTMLファイルを直接編集してFTPソフトでサーバーにアップロードするタイプのものです。
  • 動的なホームページとは、ブラウザから管理画面にログインしてホームページの内容を編集できるタイプのもののことを指します。(厳密に言うとPHPファイルで構築して、グローバルメニューなどを共通ファイルにして読み込むタイプのホームページも動的ページといえますが、ここでは含めません)

あくまでも私が主観的に思う相場感です。実際は、これよりももっと安く提供しているサービスもありますし、もっと高いというものもいくらでもあります。ここで提示した相場の金額の範囲内に収まっていれば、そんなに大ハズレしてない程度に思っていただければよいかと思います。

制作料金が高ければいいホームページができるのか?

ホームページを初めて作るという方に多い勘違いの一つに「制作料金が高いほうが良いホームページができる」という勘違いがあります。世の中のいろいろな商品やサービスを見渡してみると確かに高額なものの方がクオリティが高いものが比較的多いです。

しかしホームページ制作に関していえば、必ずしも制作料金の高さがクオリティの高さに直結していないのが実際のところです。極端な話ですが、300万円かけて作ったホームページも3万円で作ったホームページも、HTMLソースを見るとそこまで違いはありません。

ある程度ちゃんとしたデザインのものにしたいと思ったらデザイン料を高めにするというのは良いかもしれません。しかし、ホームページ制作は人件費を除いて原価がかかるものがほとんどありませんので、制作料金の高さに比例してクオリティが高くなるということはありません。

では、どのようにしてあなたにとって無駄のないベストなホームページ制作料金を算出すればいいでしょうか?以下の文章で適正なホームページ制作料金を知る一つの指針を紹介しておきます。

ホームページ制作を依頼する前に採算ラインを明確に知っておくべき

このページの冒頭でも「ホームページの適正価格は、発注する側の予算によって異なる」ということをお伝えしました。具体的に採算ラインを知り、いくらくらいの料金が適正なのかを計算する方法があります。まずは別業界でのわかりやすい事例を紹介します。

私が過去にお手伝いさせていただいた賃貸マンションオーナーのホームページでの事例です。新築のマンションをできれば自社のホームページで満室にしたいというのが、オーナーの希望でした。このマンションは、敷金礼金15万円、月の賃貸料が7万5千円で8部屋ありました。

一般的な指針の一つとして、「新規顧客獲得にかかるコストは顧客が3ヶ月以内にもたらしてくれる売上よりも低ければよい」というものがあります。この指針に従って計算すると、このマンションが満室になると、

敷金礼金15万円×8部屋=120万円

賃料7万5千円×8部屋×3ヶ月=180万円

の合計300万円となります。

賃料からマンション建築にかかった費用を返済していく形になるので、300万円を丸々広告宣伝費に使うということはできないかもしれません。ですが、平均して2年以上の継続契約が見込めるので100万円以内に収めて作ったホームページで満室にすることができれば、十分にペイするといえます。

このときは、30万円でホームページを作らせていただいて3ヶ月ほどで満室になりました。この賃貸マンションオーナーのケースですと、ホームページ制作は十分に採算の取れる広告投資だったと言えます。

では、次に先ほどのマンションオーナーと同じように税理士事務所のケースで計算してみましょう。

採算の取れるホームページ制作料金の算出法(税理士事務所の事例)

1件の顧問契約を結ぶと1年更新で月額2万円の売上につながるケースで計算してみます。

※顧問料などは税理士事務所によって異なると思いますので、実際の数字を当てはめて計算してみてください。

「新規顧客獲得にかかるコストは顧客が3ヶ月以内にもたらしてくれる売上よりも低ければよい」という方針で計算すると1顧客を契約するためにかけられるコストは、

2万円×3ヶ月=6万円

となります。

作ったホームページから一年で10件の新規契約につながったとすると、

6万円×10件=60万円

というのがホームページ制作にかけてもよい費用になります。

当然ですが、ホームページを作っただけでは集客につながりません。つまり、契約が1件も決まらなければホームページ制作にかけた費用はまったくの無駄になってしまいます。

上記の計算で、ホームページ制作にかけてもよい金額の目安がわかったと思います。次は、実際に集客につながるホームページ制作をしてくれる会社の選び方について知るのがよいでしょう。

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